三浦雄一郎さん凄すぎ!!



9月15日の敬老の日、カルテのファイルで日頃お世話になっている(株)日本ビスカさんの30周年記念講演に参加させて頂きました。
第一部は、世界最高齢でエベレスト登頂を成功された三浦雄一郎さんの講演、第二部は経営セミナーでした。
三浦さんご自身65歳当時は、メタボが原因でわずか531mの山すらも登られなかったそうです。これじゃいかんということで、一念発起し70歳でエベレスト登山を目指す目標を立て、大変身を遂げるようになります。トレーニングも聴くだけでびっくり。足首にはウエイトを付け、1Kg・3Kg・5Kgと次第に増やし最後は何と10Kg!!おまけに30Kgのリュックも背負い、その甲斐あって半年で富士山登頂。
そして、目標通り70歳でエベレスト登頂成功。
70歳と75歳、過去に70歳台で2度エベレスト登頂を成し遂げたのは三浦さんだけです。
順風満帆に見えた三浦さんの人生ですが、その後に狭心症を患い冠動脈が60%詰まり、どの病院の先生も手術をしても登頂は駄目と言われ、ご本人は納得いかず。ある先生との出逢いがあり、2回の手術が奇跡的に成功。
これで80歳でまたチャレンジしたいと思うようになるとは。
しかし、また不測の事態に陥ります。何と練習中に左大腿骨骨折・骨盤骨折という重傷を負い、これでさすがに登山は諦めただろうと家族みんなは思っていました。ところが、攻めの健康法を貫き、運動で負荷を掛けたり、500gのお肉もぺろりという自称“肉食系老人”は、中学生〜高校生並みの回復力を発揮し、骨・筋肉が復活し、骨密度は何と20歳台だったとか。
70歳、75歳、80歳とそれぞれの挑戦は、メタボ・狭心症・寝たきりになってもおかしくない骨折と苦難の連続だったけど、信じられないような強靭な体と精神力で見事にクリア。
三浦さんの夢は、85歳でエベレストをスキーで滑り、90歳でips細胞を用いて心筋が元気になったらまたエベレストに登りたいって。凄い、素敵すぎる。
この講演でのお気に入りフレーズ。
人生はいつも『今から』 一歩一歩上り続ければ頂点に立てる
「やれる方法を探す。出来ない理由よりも出来る理由を考える」
「夢や希望が生きる力になる」
「能天気でとにかく楽しくやる」
「自分の限界を一歩でも広げる」
目的・目標をもって生きることの大切さを学ばせて頂きました。