本を毎月1冊読む《11月》

幸せはあなたの心が決める/渡辺和子
●世の中はうまくいかなくて当たり前。
 うまくいったら感謝しよう。
私の場合、「◯◯あるべきだ」という思い込みを持つことがしょっちゅうある。この思い込みをたくさん持てば持つだけ、不自由になるらしい。ヤバい。改めないと。。。んじゃ〜どう改める?
「理解してくれたら、もうけもの」「感謝されたら、ありがたい」
「◯◯あるべきだ」を「◯◯してくれたら、もうけもの」「◯◯されたら、ありがたい」と変えてみる。確かにこんな風に考えると、なんか心が軽くなるなぁ〜。まずは思いこみをやめないとね。
思い込みを少なくするということは、決して「いい加減になれ」ということではありません。無駄なエネルギーを消費しないということであって、非生産的なエネルギーをより少なくするということ。このフレーズ良いなぁ〜。
●幸せ、心の自由は、自分のものの見方に
 かかっていることが多い。
あの人のために一生懸命してあげたのだから、感謝されて当然と思い、愚痴りたくなる時もあるのでは。。。
自分の思い込みを守って不幸せになる自由。
感謝されたらありがたいという気持ちを持つ自由。
「そんなん損やん」と思うこともあるでしょう、人間だから。
感謝されるべきなのにされない時の損の性質。
そのために自分の心が乱され続けることの損の性質。
前者の損もしっかり受け止め、憤りも悔しさも味わう。
「こんなことで今日一日、嫌な思いをさせられたら堪らんわ」と視点を変え、「感謝されるにこしたことないけど、されへんでもどうってことない」と思い直してみる。
世の中は決して自分の思い通りになるものではない。いつまでもそのことや人にこだわっているよりも、それから自分を解放する。なるほどね!!
●人を許した時、
 許した人は自由になる。
理不尽な相手は、無視するんではなくて、「私があの人のことで心を騒がせる筋合いではない」という距離を置く生き方。
これ以上、自分のかけがえのない一生の時間を無駄にしたくないから。
●自分の花を
 咲かせましょう。
 他人の目や評価に振り回されることなく、自分の花を一所懸命に美しく咲かせよう。
●醒めた目と
 温かい心で
 生きてゆきたい。
真の優しくとは、共感すること。
自分を抑えて相手の話を聞き、ただ傍にいてあげること。
●自分に起こるすべてを
 恵みとして生きる。
日々遭遇することが、どんなに思いがけないことであっても、それは新しいことを学ぶチャンス。