祝・2020東京開催♪♪

IOCのロゲ会長が「TOKYO」と読み上げた瞬間、関係者や選手たちの喜びが爆発。フェンシングの太田雄貴選手が渾身のガッツポーズをした後の感涙にこちらももらい泣き。
3都市共に長所と短所を持ち合わせ、招致レースが混戦となるなか、勝敗を分けたのは、最後のプレゼンテーションと言われています。ライブで視聴することが出来なかったので、ネットの動画でチェック。
チームジャパン”のプレゼンは、心に訴えるものが多く、本当に素敵で素晴らしかったです。プレゼンターの表情は爽やかで自信に満ち溢れ、声のトーンも明るく、身振り手振りを交えて、それぞれの思いがビシバシと伝わってきました。プロモーションビデオも見ているだけで「東京に行ってみたい!!」と思わせるような視覚的な効果も抜群。
中でも、「私がここにいるのは、スポーツによって救われたからです!!」と切り出した気仙沼市出身で、パラリンピックに3大会連続で出場した佐藤真海選手のプレゼンは、最も心に響きました。19歳という若さで骨肉腫のため右足を切断し、絶望した自らの体験を披露。陸上を再び始め、自分で目標を決め、それを超えることに喜びを感じ、新しい自信が生まれました。さらに「自分にとって大切なのは、自分が持っているもので、自分が失ったものではない」ということも学んだそうです。本当に辛かったと思います。それを支えたのは、仲間の励ましとスポーツ用義足があったから。どん底の状況においても前向きに自分と向き合う彼女の姿に頭が下がります。故郷が被災したときも、国内外から多くのアスリートたちが被災地に足を運び、スポーツには「新たな夢と笑顔を育む力」「希望をもたらす力」「人々を結びつける力」など真の力を目の当たりにしたのです。かけがえのないオリンピックの価値を2020年東京から広めるという決意でした。
終始、素敵な笑顔で呼び掛けてくれた佐藤真海選手のプレゼンに拍手、拍手。
長い間にわたって閉塞感が漂う日本ですが、2020年東京五輪という目標に向かうことが決まった今、プラス思考してみると「日本の自信や誇りを取り戻すチャンス」「日本を元気にするチャンス」「東北を元気にするチャンス」「日本の子供たちに夢や希望を与えるチャンス」「日本古来の“おもてなし(ホスピタリティー)”を世界に知って貰うチャンス」「多くの課題を克服し、大きく成長できるチャンス」などなど。
今回のプレゼンで日本は国際世論に明確な「約束」を致しました。課題は山積していますが、どう行動に移していくのか。安倍総理大臣のリーダーシップに期待するところ大です。
まずは、今の自分に出来ることをしっかりと取り組みます。